ご覧頂き誠にありがとうございます。
「いなほ会計」所長税理士の齋藤でございます。
「いなほ会計」の理念は、常に感謝と謙虚さを忘れぬようにという、自分への戒めの意味をこめて屋号といたしました。
皆様ひとりひとりとの出会いを大切にしながら、じっくりと事務所を整えてゆこうと考えてございます。まだまだ若輩者ではございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
大学進学で上京致しまして、新卒後は法人向け保険に強い大同生命保険に入社し、提携税理士とタッグを組み、いわゆる節税型保険の提案営業をしておりました。
具体的営業活動では、車で1日16件の税理士事務所(保険代理店)をハシゴし、200キロ近く運転することもありました。郵送で済む書類も、200キロ走りまわって、代理店たる税理士の方々と直接お会いして、書類を受け渡しします。このちょっとしたきっかけを作って、小さなコミュニケーションを取る。とてもとても地味ですが、この積み重ねで新規契約をコツコツ増やしているのがやり手営業マンです。私…やり手ではありませんでした。。
このようなとても地道な営業の仕事を続けるうちに、訪問先の税理士達の自由業たるライフスタイルがとても魅力的でキラキラと輝いて見え、「これだ」と感じ、気が付いたら会計税務の世界に方向転換しておりました。でも思い返せば、これが苦労という名のトンネルの入口でした(笑)。
経理アウトソーシング会社のSBIビジネス・ソリューションズ㈱には経理未経験ということもあり、契約社員として入社いたしました。そこから約9年間お世話になり、ソフトバンクグループやSBIグループを中心に、数百社の経理アウトソーシング業務・税務案件に携わることができました。
ここでは、入社直後からマザーズ上場企業の担当をさせていただき、短信、有価証券報告書、税効果計算、各種税金計算、会社法計算書類まで一人で完結出来るようになりました。この経験はとても大きな自信になりました。
また、IT系事業会社でかつベンチャー気質のある投資会社のグループだけあって、「事業の動き」・「人の動き」・「組織の動き」がとても早く、日々新しい動きがあり、ベンチャー企業らしい業務を経験できました。
若手に社長を任せ、新しいビジネスをいくつも創造し、これが上手くいってIPOまで至れば投資会社としては莫大な利益になります。上手くいかなければすぐに見切りをつけて事業清算を行う。この繰り返しを何度も見てきました。
SBIグループでは税理士としての基礎や経験ももちろん身につきましたが、「ビジネスとは何か」を
徹底的に考えることができたのは、SBIだからこそであると大変感謝しております。