創業融資という言葉を知っていますでしょうか?
創業と同時に融資を受けられる場合があるのです。
一般的に融資を受けるには、2~3年間事業を続けて、さらに毎期の黒字が必要だったりします。
事業開始時にはこれらの実績がないわけなのですが、このような創業時にも積極的に融資を行う機関があります。
これが、日本政策金融公庫です。
日本政策金融公庫は政府100%出資の金融機関です。
いなほ会計では、日本政策金融公庫と連携して創業融資支援に力を入れております。
本日は、創業融資で2,000万円の融資を獲得した事例をご紹介いたします。
事業内容はゲストハウス。
事業計画では必要資金の総額は4,000万円です。
事業の性質上、設備資金が多額にかかります。
それなりの床面積に加えベッド等の工事代金、飲食什器の設置など。
また、それなりの運転資金(人件費や賃料)も掛るかかるので、創業段階の資金計画としてはやや大きめの案件となりました。
うち、ご自身の自己資金は500万円。2,000万円の融資に対してはやや少ない自己資金です。
ただし、ご家族の資金援助が500万円、知人からの借入が1,000万円で、公庫からの融資を2,000万円受けることができました。
しかも、中小企業経営力強化資金という優れた制度が適用できましたので、無担保かつ無保証人で、金利は約1%と低金利です。
自己資金の整理の仕方、事業計画の書き方が大きなポイントとなります。
言われたとおりに通帳を提示するだけの自己資金整理ではこの案件は通らなかったと思われます。
創業融資に強い!文京区本郷のいなほ会計